私たちのグループでは、地域・社会の要請に応えて、多くの職種が協働する地域移行のための様々なサービスモデルを整えてきました。この多様性が、他では得にくい知識・経験を得る環境を生み出しています。現在では、企業で働く人を対象としたメンタルヘルス面での支援も進めており、活躍する場も増えてきています。
各職種の垣根を越え、利用者の皆様のメンタル面において真に信頼されるサポーターとしての育成を基本に、本人が希望する分野での専門性の向上を図れるよう支援する姿勢で、グループ全体で取り組んでいきます。
ぜひ、私たちと一緒に、お互いが切磋琢磨しつつ、利用者の皆様に信頼される「こころ」のサポーターになってみませんか?
![]() 作業療法士 橋本 美保 |
【病棟担当制】 当院は病棟が機能別に編成されていて、各々の作業療法士は救急・急性期・アルコール・慢性期・社会復帰・高齢者と様々な対象者に対して作業療法を展開しています。 プログラム実施のみならず、朝の申し送り・カンファレンス・ミーティングにも参加し病棟スタッフの一員として動きます。 【スーパー救急病棟での作業療法展開】 現在私はスーパー救急病棟を担当しています。当院は電子カルテが導入されているので他職種の情報はオンタイムで入手が出来る上、病棟には医師・看護師・精神保健福祉士が常駐しているので忙しい職場ではありますが、密に情報をやりとりできます。リハビリテーションにおいて、作業療法士自身がチームの中での役割や治療方針・退院後の生活を確認する必要がありますが、そういう面でとても働きやすい環境です。 毎日入退院があるという病棟であり、疾患や年齢のみならず状態も日々変動する患者さまたちに対してどんなプログラムを提供していくかを柔軟に考え展開していくことには苦労もありますが、患者さまが回復を実感する声が聞けたり共有できることは喜びでもあります。またそれだけ多くの経験を積めるという点においても、専門職としてとても恵まれた環境であるとも捉えています。 作業療法の場面では、患者さまもスタッフも一緒になって、入院生活という限られた環境の中でも回復や変化を実感できたり能力や楽しみを見いだすことができます。作業療法士たちはその役割を感じつつ日々工夫を凝らして展開しています。 |
![]() 作業療法士 石丸 純太 |
当院には作業療法士が15名おり、精神保健福祉士や看護師、心理士、音楽療法士、保育士などの多職種で構成されるリハビリテーション部に所属しています。リハビリテーション部のスタッフは部署担当制で外来・デイケア・地域生活支援・急性期・アルコール・慢性期・療養・高齢者などをできるだけ多職種で担当するように配置されています。 私は3年前よりアルコール・ギャンブル依存症治療病棟の担当となり、アルコールリハビリテーションプログラム(ARP)の運営を多職種で行っています。依存症は、問題に気づかない・認めることができない否認の病、人間関係の病、放っておくと死に至る病、本人だけでなく家族周囲をも巻き込む病、など様々な側面があります。一度依存症になってしまうと、上手にお酒やギャンブルと付き合えなくなります。 当院の依存症治療は、自分を語り他者の話に耳を傾けるミーティングを主体として、依存症学習会や勉強会、スポーツなどを行っており、心身の回復を援助しています。心身ともに疲れ果てて入院されてきた方が、3ヶ月の入院期間の中で、同じ悩みを持つ仲間と出会い語り、依存症を認め回復を目指す過程の中で、主体的に治療に取り組めるよう多職種のチームとして支援させていただいています。一方当院を退院され、断酒・断ギャンブル生活を継続されている「OB」の方たちとの関わりでは、酒やギャンブルをやめるだけにとどまらない人間的な成長を感じることが多く、私自身の生き方の指針にもさせていただいています。 今後も地域のアルコール医療の専門病院として恥じぬよう、対象者の回復に微力ながら尽力させていただきたいと考えております。 |
![]() 高島平 精神保健福祉士 宮井 篤 |
私は成増厚生病院に精神保健福祉士として入職しました。その後、こころのクリニック高島平の開院と同時に異動して、現在まで勤務を続けています。病院で勤務をしている時は、精神科デイケアと病棟を担当していました。そこで得た経験や知識は、現在でも数多くのことに役立っています。 クリニックでの業務は、大きく分けると、外来とデイケアの2つがあり、それぞれ専従の精神保健福祉士がいます。私は外来での業務が中心で、デイケアは週1回、担当しています。 外来では、受診予約の時に電話による相談を受けること、診察の前にはインテーク面接を行っています。これらは、受診を希望している方が、どのような目的で当院を受診するかどうかをお聞きして、問題点を整理するための援助といえます。そして、当院で支援することが適切かどうかを判断することも大切です。 通院をしている間にも、様々な支援が考えられます。必要があれば、制度や社会資源を情報提供して、他の関係機関とも連絡を取り合います。しかし、何でも利用すればよいわけではないので、一人ひとりのニーズに合ったものを紹介していきます。入院するために、他の医療機関に連絡を取ることもあります。 また、クリニックは職員の人数が少ないので、決まりきった業務だけに従事すれば良いわけではありません。精神保健福祉士としての枠だけではなく、お互いの業務を分担しながら、他職種とチームを組んで協力して行うという意識が必要になります。悩むことも考えさせられることもたくさんありますが、他の職員と相談しながら、今後も業務に携わっていきたいと思っています。 |
![]() 精神保健福祉士 星野 佳美 |
皆さん、精神保健福祉士(PSW)がどんな仕事をしているか、ご存知でしょうか?ここでは、私が働く慢性期病棟でのPSWの仕事についてご紹介します。 私が成増厚生病院で働くようになって、6年が経とうとしています。現在はPSW・CP室に所属し、いくつかの慢性期病棟を担当しています。 慢性期病棟に入院している患者様は、急性期治療の後もう少し入院が必要な方や、長期に亘って入院が必要な方、高齢化した方たちです。PSWは病気に伴っておこる問題や生活上の不安なことについて、また社会復帰に向けて、社会福祉の立場から支援を行っています。具体的には ・ 医療費や生活費についての相談、金銭管理支援、生活保護の申請代行 ・ 書類の作成代行 ・ 日々の病院生活に関する悩みについての相談 ・ 同伴での外出、買い物支援 ・ 退院後の生活環境の整備についての相談、各種サービスの情報提供 ・ 転院先やリハビリに必要な施設のサービス事業所との連携 ある意味「何でも屋」のようなところもあります。しかし、このように支援を行った結果、患者様が元気になられたり退院されたりするととても嬉しく、やりがいもあります。 今後も私なりに、元気に、患者様に必要な支援を行っていけたらと思っています。 |
![]() 精神保健福祉士 持田 穣 |
行橋記念病院と併設の介護老人保健施設行橋園では8人(H23.9現在)の精神保健福祉士が働いています。 各病棟、外来、地域連携室、デイケア、訪問、グループホームや共同住居、病院立のフリースペース、介護老人保健施設などに於いて、入退院入退所・受診に関わる相談、入院中入所中の諸問題に関わる相談、地域での生活に関わる相談などに応じ、又、利用者と一緒に問題に取り組む事で、利用者の方々が尊厳を保ちながら自身の方向を決定していけるよう様々なアプローチを行っています。 その他、院内には様々な委員会があり、医療安全に関する委員会、地域支援に関する委員会など組織全体に関わる委員会への参加や、地域の保健福祉に関する会議に出席し、地域作りの話し合いに病院所属の福祉専門職として参加をしています。 私達、精神保健福祉士は、他の職種や関係機関との「連携」を最も大切な業務のひとつと考え、そのネットワークを利用者の方々に様々な形で還元していけるよう今後も努力を続けたいと思います。 |
![]() 精神保健福祉士 田中 小百合 |
私の所属している八幡厚生病院には、現在、精神保健福祉士が12名勤務しています。私の所属するリハビリテーション部は作業療法士、心理士、音楽療法士、看護師、介護士など多職種で構成されており「リハビリテーションの理念」の下、日々の業務を行っております。私たち精神保健福祉士は部署担当制で、各病棟やデイケア、外来、訪問、地域支援部等に分かれていますが、他職種のスタッフと同じチームの中で連携を取りながら日々、患者様の支援を行っております。また、各部署にリハビリテーション部のスタッフが配置されているため情報の共有がしやすく、スムーズに継続した支援が行えています。 私は現在、介護老人保健施設ナーシングセンター八幡で支援相談員として入所相談、通所相談、家族支援、各関係機関との連絡調整を行っております。 当施設は認知症専門の施設のため、なかなかご本人様の意向を伺いながらの支援が困難なことも多く、ご家族の方とご本人様にとって最適と思われる支援を模索していくことが多くなりますが、出来るだけご本人様のサインを見逃さないよう支援を行っております。 そのために、支援相談員として適切な情報収集を行いスタッフと情報の共有を密に行うことで切れ目の無い支援を提供出来るよう努めております。 「ナーシングセンター八幡で過ごすことが出来て良かった」と思って頂けるよう支援相談員として日々の業務を行っていければと思います。 |
![]() ジャパンEAP システムズ 臨床心理士 梅澤 志乃 |
EAPとは、組織で働く従業員やその家族の問題や悩みを、専門相談員による相談によって早期に改善につなげていくサービスです。悩み事や心配事がある状態では、誰しも仕事に集中できず生産性が低下してしまうものです。このようなとき、早期に相談して問題を解決に結びつけ、個人と組織の生産性向上へ向けた支援をするのがEAPの目的なのです。私たち株式会社ジャパンEAPシステムズは、この目的のために様々な活動を行っています。従来の援助とは異なる動きがありますが、それがEAPの面白さでもあります。 例えば従来、問題があっても、自発的にご相談されない方への支援は難しい実態がありました。しかしEAPでは、問題を抱えたご本人が登場しなくても、周囲の方が「問題」と感じていることがあれば、周りからどのように関わるかを助言する「マネジメント・コンサルテーション」という援助を通じて、改善のための関わりを形作っていきます。こうした相談活動のほか、セミナーやサービスのPR、利用状況の説明、ストレスチェックなどの様々な活動を行い、顧客企業と直接相談しながら、労働者とその組織の支援にあたっています。 私は、EAPでの勤務と平行して翠会の医療機関で経験を積みました。EAPではそこで得た知識や経験を活かしながら、さらに疾病という枠組みを超えて、誰が困っていて何が問題なのか、誰を誰がどう援助すべきか、援助の先に目指す姿は何なのか、試行錯誤する日々を続けています。 勤労者や組織を取り巻く環境は未だ厳しいのが実情ですが、日本社会を支える労働者の支援をさせていただくことは、EAPを通じた社会貢献として、大きなやりがいをもって日々取り組んでいます。 |
![]() 臨床心理士 落合 真弓 |
「心理士はフットワークが軽くなくてはいけない」と学生時代に教えられました。和光病院に入職してから、そのことばを何度も思い返しています。 和光病院は認知症の専門病院です。現在、常勤2名、非常勤4名の心理士がおり、作業療法士、音楽療法士とともにリハビリテーション科に所属しています。主な仕事の内容として、外来では、神経心理学的検査を中心とした心理アセスメントや認知リハビリテーションを、病棟では、行動観察や神経心理学的検査などからなるアセスメント、日常生活の充実や情緒の安定を目指す対応などを行っています。 心理士として、病棟でどのように仕事をしていけばよいのか、試行錯誤を重ねてきました。今、和光病院では常勤の心理士が1病棟ずつ担当病棟を持っています。できるだけ長く患者さんのそばにいてほしいという病院の方針にのっとって、外来の検査などがないときは病棟にて過ごします。病棟では、作業療法士と手分けをして、大声を出していたり、歩行が不安定なのに歩き出そうとしてしまったりする落ち着かない患者さんの隣で見守りをしたり、排泄の訴えが頻回な患者さんの排泄介助を行ったりということもします。作業活動を行っていれば落ち着いて過ごせる患者さんには作業活動を提供したり、歌を歌っているといきいきとする患者さんには歌集を配布して一緒に歌を歌ったりと、病棟や患者さんのニーズに合わせて動ける柔軟性が求められます。大学院で学んだような個別のカウンセリングや集団心理療法のようなことはほとんどしていません。しかし、臨床心理士として身に着けてきたそのような技術は、患者さんと接する際に生かされているのを実感しています。 また、病棟で心理士がもっとも求められているのはアセスメントを伝えることであることも感じています。「だから、この患者さんはこういう行動をとるのか」「この患者さんは最近様子が変わったように思っていたが、やはり認知機能が低下していたためか」といった、普段患者さんに接している職員が感じたことの裏づけになっているように思われます。そのため、アセスメントを病棟の職員にわかりやすく伝えることも私たちの大切な役割です。最近は、病棟職員から「この患者さんはこういうことができますか?」と尋ねてもらえるようになって来ました。神経心理学的な検査の結果は、日常生活の様子に照らし合わせて初めて生きた情報になります。日ごろから患者さんに接し、日常生活を見ていられる環境にあることをありがたいと思っています。これからも、病棟職員や医師、作業療法士などと連携を取り、患者さんがより安心・安楽にしていられる環境づくりをしていきたいと考えています。 高齢者領域、特に認知症の分野で働いている心理士の数はまだまだ少数です。だからこそ、「心理士たるものこうあるべき」という枠にとらわれず、フットワーク軽く、柔軟に動ける人材が求められています。和光病院は認知症の臨床やチームアプローチを実践できるまたとない環境が整っています。これからも専門性を磨き、他職種と協力して患者さん・ご家族にとって必要なケアを提供していきたいと考えております。 |
![]() デイケアひだまり 臨床心理士 井上 陽介 |
当院には現在3名の心理士が勤務しています。心理士は多職種で構成されるリハビリテーション部に所属しており、作業療法士、精神保健福祉士、看護師、保育士らと連携をとりながら日々の業務を行っています。当院での心理士の業務は、外来、病棟、デイケア、地域生活支援センターでのカウンセリングや集団療法、相談業務、心理検査などが中心となります。私自身は「精神科デイケア」という通院リハビリテーショングループでの業務を中心に行っております。一般的に精神科デイケアの役割は「病院と地域の橋渡しの場」とされています。 当院デイケアには140名前後もの方が登録しており、一日に45~70名の方が来所されます。 多くの方がデイケアを利用しているだけでなく、世の中の流れと同様、利用者の抱える病気や障害、価値観、課題や目標はより一層多様化されてきています。そのような流れの中でデイケアスタッフに求められる姿勢やスキルも変わりつつあります。当院デイケアにおいても多様な利用者に対応するために、デイケア全体を「集団」として一様に扱うのではなく、お一人お一人のニーズ、状況、特性をしっかりと把握し、その方に応じた綿密で専門性の高い支援を心がけています。そのような支援を実現する為に、他部署や他機関と密な連携を行うとともに、様々なニーズに対応するプログラムの提供、就労支援や生活支援の充実、個別的な相談や支援の実施、そして利用者のタイミングを逃さないタイムリーな支援を実践しています。 そのようなことを意識しながらの支援は決して容易はではなく、多くの労力や時間を要します。しかし、しっかりとした支援を行えば、長期間入院していた方、自宅にずっと引きこもっていた方でも、デイケアに通所する中で大きく変わっていく姿を見ることができます。利用者が、少しずつ自分の人生の中に生きがいを見出し、自分に自信を持ち、デイケアや地域の中での活躍の場を広げていく姿を見ていると、なにものにも変えがたい充実感を得ることができます。今後もいかなる状況においても目の前にいる利用者にとってどのような関わりや支援がベストであるかを常に模索しながら、「地域への橋渡しの場」として機能するデイケアとなれるよう努力していきたいです。 |
| 関連情報 | 求人情報(医療従事者) |
|---|
| 前のページへ戻る | ページの上部へ |