退院してから地域で安定した生活を送るためには通院だけでは十分ではない方が少なくありません。ここでは病院や地域の支援スタッフ(看護師や精神保健福祉士)の日常的な支援を受けながら住居(グループホーム、ワーナーハウス)を確保し、自宅を訪問して生活を支援するメニュー(訪問看護、訪問介護)、また自立した生活を送れるように訓練を受けられる施設(自立訓練事業)についてご案内します。
地域で独立した生活を営めるように、ある一定期間(3年間)居住できるアパートです。世話人に様々な相談をすることができます。1つの建物に5・6名の入居者が住んでいて、仲間との交流もできます。
退院してアパートに住みたいが保証人がいなかったり、アパートが容易にみつからなくて困っている方に、当院が民間アパートを借りきって提供する住居をワーナーハウスと名づけています。当院がアパートの大家さん代わりになり、安心して住みやすいように支援します。尚、名前の由来は、We Are Not Alone の頭文字をつなげたものです。
退院したけど心細い、話し相手がいなくてひきこもり気味の生活になっている、部屋の片づけができない、薬をきちんとのめるか自信がない、お金のやりくりが難しい……など、地域で生活を送っていると様々な心配事が生じてきます。地域の訪問看護ステーションや病院の外来スタッフ(看護師や精神保健福祉士)が自宅を訪問して、生活に即した支援を行います。
退院はしたものの家事が思うようにできないという方に、ヘルパーを派遣して、掃除や洗濯、料理の手伝い、また入浴介助などを行います。また、手足が不自由な場合、生活に必要な用具などの提供も受けられます。支援時間は、支援内容によって異なります。
眠れない、気分がすぐれず仕事や生活に支障がある、緊張や不安がとれない・・など、人は誰でも心に不調和が生じたり、心を病む可能性があります。そのままにしておくと深刻な病気になりがちなので、予防するためにも早めの受診をお勧めします。
「こころのクリニック」は最寄駅から徒歩5分以内の所にあり、医師による診察だけでなく、ケースワーカーに生活上の相談をしたり、臨床心理士による心理面接を受けることができます。また、自立生活や社会復帰を目指すデイケアの利用もできます。
自宅から通って社会復帰訓練または自立生活のための訓練を受けられる通所型の施設があります。デイケアと少し異なり、集団になじめなくても、ご自身のペースで過ごしやすいという特徴があります。料理をしたり洗濯や金銭管理の練習をしたり、また就労に向けての作業等、利用者のかかえている問題や課題に取り組めるように支援します。
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