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2017.08.25山梨国際音楽祭のご報告

「山梨国際音楽祭」は、ドイツブランデンブルク国立管弦楽団の首席客演指揮者である浮ヶ谷孝夫マエストロと、同楽団の首席奏者の方々を迎えて、ドイツ連邦共和国大使館、山梨県、山梨市のご後援をいただき、地域に根差した文化創造と青少年に対する教育貢献、併せて地域振興を図ることを目的に、2016年スタートしました。

2017年の音楽祭は84日、保健農園ホテルフフ山梨会場から始まり、6日の市民会館ホールで無事に盛況の内に終了いたしました。支援の対象となる高校生以下のみなさんを無料招待した結果、予想を超える参加をいただき、みずみずしい感性に影響を与える素晴らしいコンサートになりました。各会場とも終演後の演奏者との交流会は、この音楽祭ならではの試みですが、予想をはるかに超える積極性で子供たちが参加してくれました。世代や国境を越えた音楽の持つ力を実感いたしました。

今年の新しい試みとして、高校生以下の皆さんを無料でご招待する基金として、クラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、広く支援を募ったところ、幸いにも目標の金額を達成できました若い方々への経験の場づくりへの共感と、非営利事業としての立場をご理解いただき実現できたことは、山梨国際音楽祭にとっての財産になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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